こんにちは。ネットショップ構築、改善専門コンサルタントのC-Pers金平です。
サイトの目的がどのような経緯で達成されたのかを確認するためには、Google Analyticsの「コンバージョン設定」が必要です。
その理由と、手順をキャプチャ画面つきで、わかりやすくご説明します。
なぜコンバージョン設定が必要なのか
Google Analyticsを見る理由
やはり、コンバージョン設定に関心の高い方が多いんでしょうか。このサイトの右下にある「最近7日間の人気記事」というウィジェットで、最近の1位は「WordPressの問い合わせフォームプラグインContact Form 7でAdwordsのコンバージョンを測定する方法」という記事になっています。
で、コンバージョンをみるためにGoogleAnalyticsにログインして うーん直帰率が高いな~でも滞在時間は・・・ などと考えたりするのですが漫然と見ていてもあまり意味がないですね。なぜ解析データを見るかというやはりサイト改善につなげるためです。
サイトのゴールとは
サイト改善するためには、まずゴール設定が必要。ネットショップなら「購入完了」、地域ビジネス等でしたら「問い合わせ完了」「資料請求」がゴールという感じです。ただ、資料請求がサイトのゴールなのか?ということに関してはとても面白い記事があります。「ほんとにこれがゴールでいいの?」ということはしっかりご検討いただきたいと思います。
ゴールが見えれば、「じゃぁ問い合わせ完了を月10件欲しい。」と目標や仮説を立て「10件取るにはどうすれば?」とAnalyticsを見ながら具体的に考えやすくなります。
とりあえず今回はシンプルに
今回は、身近な方でコンバージョン設定をされていない方が結構おられましたのでとりあえずコンバージョン設定の一助になればと思い、例をあげてみます。
コンバージョン設定のやり方
あるサイト(netshoptips.com)の例でご説明してみたいと思います。。サイトのゴールは「フォームからの問い合わせ完了」と「電話問い合わせ」です。
「電話問い合わせ」は計測しづらいですので今回の説明では省きます。(ちなみにこのサイトでは現在リスティング広告からのコンバージョン計測はこちらの記事を参考にして行っています。)
今回は「フォームからの問い合わせ完了」のコンバージョン測定の設定手順です。
※Google Analyticsのトラッキングコードがサイトに埋め込んであることが前提となります。
STEP1 まずゴールのアドレスを調べる
実際に自分のサイトで問い合わせを行いましょう。問い合わせ完了まで進み、そこのurlをメモ帳などにコピーしておきます。
STEP2
Google Analyticsログイン後、右上の「アナリティクス設定」クリック
STEP4
「目標」(赤枠の部分)をクリック。
STEP5
「+新しい目標」 をクリック。
STEP6
テンプレートもあるようですが、ここでは「カスタム」を選択して「次のステップ」をクリック。
STEP7
名前は「お問合せ完了」と入力。タイプは「目標」をチェック。で、「次のステップ」をクリック。
STEP8
目標URLを入力します。例「https://netshoptips.com/kanryou.html」だった場合、「/kanryou.html」だけを入力する
「目標を作成」をクリック。
設定完了!
細かい設定は色々ありますが、これでコンバージョン測定が可能になっているはずです。実際に問い合わせを行ってみて、Google Analyticsにコンバージョンが出るか試してみてくださいね。
photo credit: Tom Newby Photography via photopin cc
コンバージョンおめでとう!